FX(外国為替証拠金取引)の利益の取り方は2種類あります。 1つは為替の変動によるキャピタルゲイン(為替差益)を狙う方法。 もう1つはスワップ・ポイントを受け取る方法です。
取引をした2通貨の金利差をスワップといい、 高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売れば差引で金利を受け取り、 逆の場合は支払うことになります。 スワップポイントとは、その受け取り金利と支払い金利を1日・1万通貨当たりで示したものです。
金利というのは世界各国で異なるものであり、高い国もあれば安い国もあります。 また、同じ国でもその時々の経済環境に応じて大きく変わります。 例えば、日本円と米ドルの金利を比較した場合、日本円が約0.001%に対し、 米ドルは約2.50%(2005年2月25日現在)と米ドルの方が高くなっています。 この場合、より金利が高い通貨である米ドルを買う取引を行うとスワップ金利を受け取ることができます。 ちなみに、2005年2月25日の時点では1万ドルのドル買いを行うと 一日あたり69円のスワップ金利を受け取ることができました。